印鑑作成費,経費の項目は?

会社用の印鑑を作った場合の勘定科目は何になるの?

請求書・見積書・納品書・領収書などに捺印されているかどうかは,法的効力には影響しないようですが,やはり印鑑がないと信頼度が下がってしまうこともあるようです。会社経営を円滑にすすめるために,社用印は作っておくのが無難なようです。今すでに会社があって,会社用の印鑑を作る場合,経費の勘定科目は「事務消耗品費」となります。基本的にどのような種類の印鑑であっても,消耗品として経費に計上できます。例外として,10万円を越えるような,かなり高額な社印を作った場合は,消耗品ではなく資産とみなされるようです。

会社設立以前の経費は?

これから会社を設立するという場合は,事務消耗品費ではなく,別の項目になります。まず,会社の設立準備にかかる費用は,大きくわけて創立費と開業費の2種類になります。会社用の印鑑を作る費用は,このうちの開業費として計上することになります。具体的には,代表者印あるいは会社の実印と呼ばれる,役職名と屋号の入った印鑑を作ることになりますが,これを開業費として計上します。ちなみに,この代表者印は,個人の実印とは違い,管轄の法務局で登録することになります。社用印鑑の作成費用は開業費として計上することになるわけですが,実はこの開業費は,税金対策にもなります。税務上,開業後すぐに損金処理するのではなく,しばらくして利益が出てきた頃に,損金として計上することが可能だからです。